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大王わさび農場
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 安曇野市北部の穂高(ほたか)地区。明治から大正期にかけては梨の産地でした。ただ、水分量の多い土質が病害を招きやすく、農家の人たちを悩ませていました。
 少しでも水はけを良くしようと作られた水路で始まったのが、いま安曇野の名産となっているワサビの栽培だったといわれています。1902年(明治35年)、現在のJR中央線と接続する篠ノ井線(しののいせん)が開通すると、わさびを使った粕漬けなどを大都市圏に出荷できるようになり、一帯は梨畑からワサビ田へとその風景を変えていきました。
 梨栽培では悩みの種であった安曇野の湧き水は、冷たくきれいな水が欠かせないわさびの栽培に、無くてはならないものとなったのです。
 大王わさび農場は、一法人が所有するわさび田としては日本最大とされ、その面積は15,000㎡に及びます。大正期に創業者の深澤勇一が地元の人びととともに開拓を始め、およそ20年の歳月をかけて完成させました。
 栽培が始まって1世紀以上をへた現在、長野県のワサビ出荷量は全国1位となり、安曇野産はさらにその90%を占めています。厳しい自然環境を乗り越えた先人たちのフロンティアスピリットは、これからも受け継がれていきます。

所在地
長野県安曇野市穂高
URL https://www.daiowasabi.co.jp/
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